【 『くるり∞』を読むにあたって 】
このお話は「限りなくテニスの王子様に良く似た世界」において、仁王雅治の中に元OLさん(三十路)が入っているという設定です。所謂一種の「転生夢」となります。
しかし第三者視点の話が主なので、「ちょっとおとなしい仁王雅治」としてカップリング小説（notBL）としてもお楽しみいただけるかと。ちなみにこの仁王は柳生にべったりです。
名前変換はほぼ皆無の予定。広すぎる心で何でも大丈夫といった方にオススメの一品です。注意書きを無視して閲覧され、気分を害されても責任は負いかねますのでご了承ください。
・・・・・・テニミュを歌って踊る立海が存在しますけれども、それでもよろしければどうぞー・・・。
ちなみに「テニプリ仁王雅治」は、仁王雅治としてではありませんが、きちんと存在します。過去の記憶ありで三度目の人生を謳歌していらっしゃるようです。ひっそりとヒロイン仁王を見守っています。
CP小説の皮を被った夢小説の皮を被ったCP小説の皮を被った夢小説の以下エンドレス。そんな感じの話です。
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（ヒロインの裏設定 / 参考程度にどうぞー。）
○仁王の中身は、三十歳手前で前世とさよならしたOLさんです。CP萌えはしなかったけど、テニプリは漫画からアニメ、ペアプリにテニミュとオール制覇したよ！
○気がついたら仁王だったよ！ 赤ん坊から成長して、立海に入ることが決まったときは泣く泣く髪を銀色に染めたよ！
○とりあえず仁王らしく振舞おうと思ったけど、柳生を前にして涙腺が崩壊して、泣きながら共犯者になってと訴えたよ！ 柳生はすぐに親友になってくれたよ！ 事情も全部知ってるよ！
○ぼろが出ないために、コート外ではおとなしいよ。でもそれが「仁王君って一匹狼で素敵！」な感じで思われてるよ！ 精神は女で身体は男で、恋愛対象がどっちもいけそうで悩んでいるよ。
○記憶力が良すぎるから、テニミュをそのまま歌って踊って体現できるよ。イリュージョンで完璧だよ！ 柳生の前で「四天宝寺はこんな学校ぜよ」とか言って「勝ったモン勝ち！」とか踊ったよ！
○前世の死因は山手線のホームに並んでいたところ、後ろから突き落とされたことだよ！
○ちなみにヒロインと無理心中を試みたストーカー男は、氷帝跡部様の中に入り込んでるよ！
○現世界でそれを知ったヒロインさんは、ストーカー男の前で「あんたなんかに自由にさせて堪るか！」と屋上から飛び降りたよ！ でも下に分厚いマットレスを立海メンバーが死に物狂いで運んできてくれたから生き延びたよ！
○そんなこんなの経緯で、立海メンバーは何となく仁王のことを察してるよ。でも直接聞いたりはしてないよ。人見知り仁王のフォローとかをさりげなくしてくれるよ。仁王もそんなメンバーにちょっとだけ心を許してるよ。
○ストーカー男は、跡部様がちゃんと精神力で押さえ込んでくれてるよ！
○新テニの三巻発売時点で死んじゃったので、合宿でこの先どう振舞えばいいのか困っているよ。
○基本的に柳生以外に打ち解けないよ。柳生がいるならどこでも行くけど、柳生がいなければ自宅でおとなしくしてたいタイプだよ。
○問題の「テニプリ仁王雅治」は、実は仁王家次男の中にいるよ！ テニプリ仁王はテニプリ世界→テニミュのある世界（ヒロインやストーカー男のいた世界）→現世界で、人生三度目だよ。ヒロイン仁王を温かく見守ってるよ！ ときどき裏からフォローしたりもしているよ！
▼ 了解しました、目次へ向かいます ▼
く る り ∞
めぐりめぐってどこへゆく？
ピエロは詐欺師を夢見るか / 財前と立海とU-17合宿 / 元ネタは白石キャラソン「スピードスター」
掻っ攫ってリアルをあげる / 立海とU-17合宿 / 王様ゲームの幕は切って落とされた
やさしいゆめをみればいいよ / 仁王とルーキーズと裏合宿 / 粉砕された過去とストラップ
死すら恐れぬこの命、星屑のように煌めいて / ストーカー跡部とテニプリ仁王 / 本家本元御登場
彼が愛した青年の話 / テニプリ仁王と柳生 / テニプリ仁王が語る、テニプリ柳生について
エイトビートで明日を照らして / 立海 / みんなの着メロ決めようぜ！
究 / U-17合宿 / サイト開設九周年企画「Q」より、王様ゲーム再来
粛々と別れを告げよ、始まりのために・2・3・4・5・6 / All / 跡部＆氷帝主催、クリスマス＆忘年会
ここから先は、「限りなくテニスの王子様に良く似た世界」において、仁王雅治が肉体的にも女の子な話を置いています。つまり中身が元OLさんで、更に仁王が身体的にも女の子。いわゆる「女体化」でもありますので、そういったものが苦手な方は全力でお戻りください。むしろレッツリターン！
何でも美味しくいただけるわ、という方のみお付き合いくださいませ。
○ヒロイン仁王ちゃんは、前世で原作を知っているため「自分は仁王雅治のはずなのに、どうして男じゃないんだ」と生まれたときからぐるぐるしてます。
○「仁王雅治なのに仁王雅治になれない。仁王雅治にならなくちゃいけないのに、仁王雅治になれない」というぐるぐるは根強く、女の子だから男子テニス部にも入れなくて、結果的にテニス部と関わることを避けるようになりました。
○しかし幸村が健康にも関わらず、立海が関東大会決勝で青学に負けたことでヒロイン仁王ちゃんは悟りました。自分は立海を三連覇させるために男に生まれなかったんだ、と。
○紆余曲折あって、立海は全国三連覇を成し遂げました。そしてようやくヒロイン仁王ちゃんも、自分をちょこっと受け入れました。
○ちなみに柳生は、一年生の一学期にヒロイン仁王ちゃんに告白して振られてます。ヒロイン仁王ちゃんは「自分は仁王雅治」という思考回路なので、「テニス部とは死んでも付き合わんぜよ！」とダッシュして逃げました。
○男でも女でも、仁王雅治は格好良くなくてはいけない。それがヒロイン仁王ちゃんの基本です。
○この裏バージョンでも「テニプリ仁王雅治」は仁王家次男の中にいます。そして裏バージョンにおいてのみ、「テニプリ柳生比呂士」が柳生家長女（つまり柳生の妹）の中にいます。こっちはこっちで女体化です。
○合言葉は「何でもあり」で！ いけそうな方だけ、どうぞお付き合いいただけたなら幸いです・・・。
く る り ∞
ver. 裏
どうして彼ではないのかしら / 立海と仁王 / 彼女がずっと欲しかったもの
少女の恋した戦場 / 幸村と仁王 / 繰り出されるツイストサーブに、幸村は思わず魅入った。
わたしのすべてはあなたへの愛なのです / 真田と仁王 / 「ルーキーに無様に負けた、皇帝さん？」
我が同志よ / 全国対青学シングルス3 / 帽子を脱ぎ、彼は彼女へと向けて深く頭を下げた。
請うのはキス、ではなく笑顔、そのためなら / 全国対青学シングルス2 / 「柳生らしくない、とは？」
君と未来 / 柳生と仁王 / 仁王は、ただただ優しく、そこに在ってくれた。
不可抗力ドラマティカ / 真田と仁王 / 「おまえを傷物にした責任は取る」
炎天下のトリプルエックス / 四天と仁王 / 「俺はもっと清楚な感じの子が好みや」
君はsexy！ / 比嘉と仁王 / 金色の長い髪を揺らして、平古場は振り向いた
手を握ってどこまで行こうか / 柳と仁王 / 「立海全国三連覇の記念にー？」
788,918,400回のプロポーズ / 柳で仁王と柳生 / もしも柳生ENDが存在するのなら。
