事の始まり
我が愛しのツナヨシへ。
先日は馬鹿息子のXANXUSをはじめ、ヴァリアーの面々が迷惑をかけてしまいすまなかった。しかしボンゴレリングがすべて君の元へ渡ることになり、本当に嬉しい。
ついては私に毒を盛り、内部抗争を起こそうとしたヴァリアーを罰することにした。とりあえず赤ん坊にして教育し直そうと思ったのだが、どうにも可愛くなかったのでツナヨシに任せようと思う。悪童スモーキン・ボムやアルコバレーノのリボーンまでなつかせている君に育てられれば、ヴァリアーたちも少しはまともな人間になるだろう。身体は幼くなったが、中身はそのままだ。どんどんしごいてやってくれ。平手打ちも時には必要だろう。どんどんぶってやってくれ。特にXANXUSを。
それでは頼むよ、十代目ドン・ボンゴレ。愛しいツナヨシへ。
ボンゴレ九世より。
ふざけんな。綱吉は心の底から罵った。
2006年6月28日