流れていく景色が揺らぎ、エドワードは強く目元を擦った。
彼はエンヴィーと自分の望みが同じであることを知っていた。
そして、それが決して叶わないということも。
だけど、それでも十日間だけでも良かったから。
夢が、見たかった。
『俺も、おまえとずっと一緒にいたかったよ』
囁いた言葉は、秘めていた愛の告白。
たとえ意味なんてなくても。無理なんだと知っていても。
君の傍に、いたかったよ。
<end>
2004年9月25日