00.そして始まる物語





「ねぇ、ヴィットーレ」
「はい、お嬢様」
「エドワード、せいかくわるくなってない? きのせいかしら、きのせいじゃないわ。たしかにわるくなってるわ、あのこ」
「教育が悪かったのかもしれませんね。ボンゴレ邸ですから仕方ないと言えば仕方ないことでしょうが」
「だけど銃の扱いは中々だぜ、コラ。人体の急所もしっかり覚えてるみてーだな」
「マーモンがおしえてくれたみたいね。こんどあったらおれいをいわなきゃ。エドワードをそだててくれてありがとうって」
「必要ねーぜ。エドワードの素質だろ」
「あらコロネロ、やいてるのおまえ。だいじょうぶよ、はおまえをあいしているわ。ヴィットーレもあいしていてよ。ラガツァはぜんぶぜんぶのものなの。かけらだってはなしやしないわ」
「ありがとうございます、お嬢様」
「俺だけを選べよ、コラ」
「わがままいわないの。あいされるだけよろこびなさい」

「さぁ、いくわよふたりとも。ラガツァをさいへんせいして、こんどはこのてでドン・ヴェレーノをほうむらなくちゃ。だいにらうんどとつにゅうよ。ぜったいぜったいまけないわ」

「どこまでもお供いたします」
「仕方ねーからついてってやるよ、コラ」





Ragazza、全60話完結。最後までお付き合い下さりありがとうございました!
2006年8月13日