05.せめて、人間らしく
朝焼けの中、ドン・ヴェレーノの屋敷は炎上したという。
ヴェレーノのアルコバレーノ・ヴェルデも、側近中の側近である大貫と佐知川も。
ラガツァのアルコバレーノ・コロネロも、右腕と最期まで呼ばれ続けたヴィットーレも、童女に永遠を誓った部下たちも。
雪辱と復讐を為すためだけにボンゴレを抜けたXANXUSも。
すべてが屋敷と共に灰となり、消えた。
唯一残ったドン・ヴェレーノは、片腕と片足を失った状態で、一人の女を抱きしめていたという。
すでに事切れていた彼女の名は、・。
ラガツァファミリーは消えた。
ドン・ラガツァの名の下に、彼らは役目を果たしたのだ。
終焉編終了。
2006年8月12日