01.虹色バケーション





ボンゴレから派遣されてきたのは、骸と山本、それに千種や城島など彼らの側近数名だった。幹部中の幹部をよこしてきたところに、先の抗争の礼と、「こんなことをさせるな」という嫌味を感じさせる。けれども涼しげな白のワンピースをまとった童女は、麦藁帽子の下で彼らににっこりと笑みを向けた。
「それじゃあ、ほんきょをよろしくね。おみやげもかってきてあげる」
「いってらっしゃいませ、ドン・ラガツァ。どうか楽しいバカンスを」
「むくろ、あなたはとってもおもしろそうね。こんどいっしょにあそんでみたいわ」
「僕もです、ドン・ラガツァ。是非その時をお待ちしております」
クフフ、と色違いの瞳で笑う彼に見送られ、ラガツァファミリーは所有している客船で地中海に降り立った。
目指すは一つ、常夏の島マフィアランド。





そのめ、とってもすてきね。えぐりとってにささげて?
2006年7月29日