恋の七日間戦争(酔狂な水曜日)
「・・・・・・・・・本当に告白したの? だってまだ気づいてから二日目じゃない」
目の前で呆れ返る友達の橘杏。
でもね、君が昨日気づかせてくれたんでしょう。私が伊武君を好きだっていう驚きの新事実に!
「だってってばいつも深司君のこと見てるんだもの。これで気づかない方がどうかしてるわ」
でも私は気づかなかったよ。自分のことなのにこの一年間。
「自分のことに関して鈍いの、は」
うわー。でもそうかも。
とにかくありがとね、杏。杏のおかげで私は伊武君が好きだということに気づけたんだから。
感謝してる。本当にありがとう。
「いいわよ、そんなの。・・・・・・でも深司君の返事待ちなんでしょ? いつくれるとかって約束は?」
してません。のんびり待つからいいのです。私、待つわ! いつまでも待つわ!
「ハイハイ、頑張って」
恩人である友人との会話、これにて終了。
隣にクラスにいる私の想い人の伊武君は、今日もどうやら変化ナシ。
2003年4月30日