恋の七日間戦争(開戦します!)
好きと決めたら命がけなわけじゃないけど、やっぱり速攻というのは大事だと思うわけであって、しかもそれが一年も片思いしてた相手ならなおさらのことだと思わない? いや、友達に言われて初めて気づいたんだけどね、君が好きだっていうことに。今までは遠くから見てて「あー今日もカッコイイなぁ。話がしてみたいなぁ」とか「誰かつきあってる子とかいるのかなぁ」とか思ってたんだけど、それに心拍上昇とか異常気象とか、いやこれは違う、私だけの気象が変わるんであって世界規模じゃないけれど、つまりはドキドキするという現象が君を見るたびに付いてくるのであって、それは結局のこと『恋』というものらしいのです。友達に草津の湯でも治らないと診断されたし多分間違いはないと思うんだけど。これで間違ってたら笑い者だよね。でも間違いはないと思うんだよ。だって鏡の前で「君が好き」って言ったらマジで心が動いたんだから。今もしかしなくても「変な奴」って思ったでしょ? 思ったね? うん、私も変な奴だと思うよ、我ながら。でも恋をすると人は変わるらしいので、では私も変身したということで。あーもう話が長くなっちゃったけど、つまりは恋にも速効性が大事だと思うわけだよ。バスケもワンパス速攻が基本だし。というわけでですね。
「伊武深司君! 君が好きです! 是非とも私と付き合ってっ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちょっと待ってくれない?」
「オッケー! いくらでも待ちましょう!!」
―――――――と言ったはいいものの。一体どのくらい待てばいいのでしょうか?
2003年4月29日