アルバイター魔女っ子SEED編おまけ(オルガ&渋沢)
「なるほど、この子がさんが拾ってきたというペットか」
「・・・・・・・・・」
「綺麗な金色だし、毛並みもいい。利口そうなゴールデンレトリバーだな」
「・・・・・・・・・」
「ほら、お手」
「・・・・・・・・・」(ふいっ)
「ははは、緊張しているのかな。ほら、もう一度やってごらん?」
「・・・・・・・・・」(つーん)
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・藤代と同じで躾が必要そうだな、この犬は」
「・・・・・・・・・」
「さんに飼われてるからっていい気になるんじゃないぞ。彼女はおまえごとき畜生に時間を割いていい人じゃないんだからな」(爽やか★)
「・・・・・・・・・」
「いつか犬鍋にして食べてやるから、それまでに人生を満喫しておけよ」
「・・・・・・・・・」
「ははは、心配しなくても良いさ。俺の料理の腕はさんのお墨付きだ」
「・・・・・・・・・」
「ん? 『てめぇなんかに食われる気はねぇよ』だって? 俺も出来れば犬畜生など食べたくないんだが、これもさんのためだから仕方ない」
「・・・・・・・・・」
「せめてもの情けとして鍋にされるかステーキになるかは選ばせてやろう。どっちがいい?」
「・・・・・・・・・」
「ど・っ・ち・が・い・い?」
「ー、何か渋沢さんがブラックな空気で犬と戯れてるよ」
「渋沢さんとオルガさんかぁ。オルガさんは常識人だけど精神的に大人だから放っといても大丈夫かも。光宏、ジャムとって」
「はい。あ、俺にもスコーンちょうだい」
2005年1月24日