あなたに、愛を
世界中の愛を、君に
魔法使いの卵
その名が自然と浮かび上がる入学書
ダンブルドアはそれを見て深く息をついた
『・』
こうして歴史は繰り返す
幼い身体を鏡に映して
大きすぎるシャツに少し笑う
「・・・・・・そろそろフクロウ便が届く頃かな」
少年の呟きは暗い部屋に溶けて消えた
遠くから聞こえる羽の音
見える黄色の封筒
始まりを告げる鐘
歴史は繰り返す
止める術など誰も知らない
止められはしない
こうして全ては繰り返される
――――――永遠に――――――
2002年12月21日