<真田一馬とFWによる対談@>





「なぁなぁ真田ー」
「・・・・・・何だよ、藤代」
「何で真田ってフィールドでは俺のことちゃんと見てくれるのにさ、外だとシカトすんの?」
「俺、おまえのこと好きじゃないから」(アッサリ)
「ガ―――――――――ーンッ!!!!!」
「(声に出てるし)」
「なななななななんで!?いや、たしかにそうじゃないかとおもってたけどさぁ、なんで?おれさなだになんかいやなことした!?」
「(言語中枢がガキに戻ってるし)たくさんしてんじゃん」
「!!!!!!!!!!」
「別にスタメンがどうとかじゃないぜ?それは実力だから仕方ないし、俺は必ずおまえから奪ってみせるから」
「じゃ、じゃじゃじゃじゃじゃじゃ」
「だって人がメシ食べてるときにいっつも邪魔するし」
「それは真田の弁当がおいしそうだからで」
「卵焼きやってもまとわりついたままだし」
「それは真田と一緒にいたいからで!」
「会えば必ず抱きついてくるし」
「それは真田が好きだからでッ!!」
「覚えてるか?おまえ俺と初めて会ったときも抱きついてきたんだぜ?」
「(告ったのにサラッと流された・・・・・・)お、覚えてるよ」
「あのときからずっと止めろって言ってんのに」
「だってあんとき小学校4年?5年?真田髪が長かったじゃん!だからすっごく可愛いと思って」
「長いったって肩には届かなかったし、女には見えなかっただろ」
「でも可愛かったって!若菜が髪結ったりしてさ、俺うらやましかったもん!」
「羨ましがるな、バカ」
「真田に関してはバカでいい!!」
「・・・・・・・・・あっそ」
「だから真田もう一度髪伸ばして!」
「バカ?」
「だって伸ばしたら絶対可愛いって!あ、でも今は綺麗かも!とにかく伸ばして伸ばして伸ばして〜!!」
「誰が伸ばすか」
「の〜ば〜し〜て〜!!!!!!」



駄々をこねるお子様にため息一つ。
切っても切れない付き合いはこれからもずっと続いていく。
真田一馬はそれを思ってため息をつくのだった。





2002年9月16日