文芸少女

著者:、発行所:氷帝学園中等部文芸部



そこにいるひと(1) / 忍足侑士の日課は読書である。
そこにいるひと(2) / 目の前の少年の瞳から、ぽろっと涙が零れたのだ。
そこにいるひと(3) / 「侑士、何だよ! どうした!?」
そこにいるひと(4) / 途中を吹っ飛ばして奥付を眺め、宍戸は目を瞬いた。
著者近影 / 「またまたファンの獲得じゃないっすかー。さすがうちのエース!」

怪談学園(1) / 「ドアを開けたそこに、生物室の人体模型がいるんだ」
怪談学園(2) / 亡霊から更に血が噴出し、女生徒のスカートの色を変える。
著者近影 / まさか、と瞬いた瞳を察して、聖子がにやりと笑う。

金曜五時の美食家(1) / 「―――ぼくの顔をお食べよ!」
金曜五時の美食家(2) / 不快と純真の合間に存在し、酷く読み手を選ぶ話だ。
著者近影 / 「あぁ、ごめんね。すぐに楽にしてあげるからね」

ワンダーワールド・ワンダーデイズ(1) / そして、一年の文化祭で販売された本は。
ワンダーワールド・ワンダーデイズ(2) / 「マジで!? いきなり俺が話しかけても引かない?」
ワンダーワールド・ワンダーデイズ(3) / 衝撃的に、跡部の脳を揺さぶった。
著者近影 / いただきます、と手を合わせてから封を開いた。